2021年6月2日水曜日

そんなに食べていないのに太る

 「そんなに食べていないのに太るんです。」



幾度となく聞いてきたフレーズ。



そんなに食べてはいないというのは人によっては事実かもしれません。



しかし、大半は勘違いかもしれません。



脳は都合のいいように解釈する仕組みになっていますので、食べたものを「なかったコト」にすることも多々あるんです。



仕事の合間にちょいちょい飲んでいるカフェラテや社内で頂くお菓子1個とかカウントされていないか、忘れていたりしないでしょうか?



北海道名物のバターサンドなんて1個100カロリー超えです。おにぎり1個に相当します。お土産はたとえ1個でもあなどれません。



そこで!



「そんなに食べていない。」というのを実証してみます。



私のわりとスタンダードな、どうしようもない1日の食事内容を公開。



昼以降は長年の生活スタイルがしみついており、施術していない空いた時間や、パソコン作業中につまむスタイルです。きちんとした食事はとりません。時間も日々違います。



【朝食】コーヒー(ブラック)、豆乳グルト100g(はちみつとオリゴ糖をかける)

【昼以降】麦ごはんおにぎり(1個)、ゆで卵(2個)、寒天ゼリー(1個)

【夜】豆腐100g(ポン酢かける)、プロセスチーズ(2個)、白ワイン2杯



かなり栄養素を無視した簡易的な食事内容となっており、公開するのも気が引けます(-_-;)ちゃんと料理はできるんですよぉ…作る相手が居れば(笑)



みた感じそこまで食べていないように思います。



が…調味料をきっちり含めカロリー計算を厳密に行ってみます。


豆乳グルト(46㎉)

はちみつ(62㎉)

オリゴ糖(13㎉)

麦ごはんおにぎり(252㎉)

しそわかめふりかけ(5㎉)

ゆでたまご(312㎉)

寒天ゼリー(2㎉)

ゼリー付属の黒蜜(64㎉)

豆腐(138㎉)

ポン酢(16㎉)

チーズ(116㎉)

白ワイン(146㎉)


ここまでで1,172㎉です。



企業が商品を売る際に、カロリー表示を軽めに記載しておいた方が売れゆきが良さそうだと考えて、軽めに記載しているかもしれないので(あくまで妄想、憶測です。)合計に100㎉くらいは上乗せしたとして1,272㎉。



脳の都合よすぎ性質から考えればあと300㎉くらい上乗せしてもいいくらいです。



たったこれだけで、すでに成人女性の一日の摂取カロリーは簡単にクリアしています。



調味料関係もしっかりカロリー計算することは重要ですね。このあたりもなかったことになりやすいカロリーです。



寒天ゼリーなんて本体はまさかの2キロカロリーなのに黒蜜が64キロカロリーです。



よく食べるこんにゃくわらび餅なんて、よくよくみると付属のきな粉ふくめて138キロカロリーです。おにぎり並みです。



企業のヘルシーな商品だよ詐欺だと思っています(笑)



食事体積がめちゃくちゃ少なくてもそのもの自体のカロリーが高カロリーならば確実に太るし、痩せないわけです。



長距離マラソンとか、登山用で枯渇するエネルギーをそっこーで補給するための、手のひらくらいの非常に小さな大きさのエナジージェルは、100㎉から300㎉のものまであり、あれを日常で食べていたら確実に太ると考えられます。



ただ、糖質を最大限に抑えた場合はカロリー論は通用しませんので、どこを優先するかなのですが…



極論「ダイエットはカロリー」です。



医療業界でも流行っている肥満ビジネスが「食欲を抑制するもの」であることが物語っています。



最近再び通っている青山の皮膚科の看護師さんのカロリー論が極論すぎて、さすが激務のクリニックで働くだけに気合がある方だな。と思った話をひとつ。



彼女の理論では夜にお菓子とか好きなものをたくさん食べたいので、朝、昼は限りなくゼロに近い状態にしているそうで(笑)



お昼はビル内のコンビニのサラダとスープで100カロリーくらいに抑えて、朝はジョギングして通勤しているとのこと。



お勤め人は様々なストレスにさらされていますから、夜の自分の時間を楽しみたい♪という考えはとっても良いと思います(*^-^*)



その方法で8キロ痩せたそうです。すごいですね…ジョギングで痩せたのでは。とも思えなくもないお話でしたが…



私は普通の女子と違い少々いかれているので…月換算すると運動量がかなりありますので、2,200㎉くらい摂取しても大丈夫なのですが、ダイエッターとしてはその量のカロリーを摂取する勇気はありません。



カロリー論で言われがちな、低カロリー過ぎると燃えない論。



これは、個人的な意見としてはある程度痩せてからの話だと考えているんです。



ダイエットのスタート時はこれまた極論ですが「いったん不健康になります。」



毎日過ごしてきた身体を変えるわけですから、早めに変えたい場合は特に、人体の構造の理論上身体には良くない事を行うことになりがちなので、一部の人達があーでもないこーでもないとダイエット批判をしてくるわけです。



健康的に痩せる方法は実際気長な話になっちゃうんですよねぇ。これは数々のダイエットを試してきてでた答えです。(いまのところの答えです)


   

最初の2~3キロを刺激的方法でガクンと落としてから、その後は少しずつ健康を取り戻しながら、人体にとって正しい方法でゆるやかに落としていく。というのが現実的だと思うんです。



人体は歴史上「痩せにくく、太りやすいように出来ている」ので、自分だけ特異体質で太りやすいとかはそうないかと思います。



子供の頃から太っていた場合は少し話が変わってくるかもしれませんが、各家庭の食育とか新しい家族との食生活とか、複雑ではありますが…ほとんどが運動不足と食べ過ぎなのは間違いありません。(答えは簡単)



「食べれば太る」ということで(*^-^*)



恋愛においても、脳は多々都合の良いように解釈します。



自由意志の働く物事は相手方に確認しない限り、ほとんどがこちらの憶測、妄想により成り立ってしまいます。



でも、考えようによっては思考は現実化しますので、ありえないくらい信じ込めば思うようにならないこともない。とも考えられます。



しかしながら、自分の妄想に他人様を巻き込むのもどうかと思わなくもないです(笑)



ということで、ダイエットスタート時は基礎代謝と同じくらいのカロリーだと、トントンになり太りもしなければ痩せもしなさそうなので、若干下回る900㎉くらいにおさえたらスムーズに最初のウエイトダウンはうまく行く。というのが私の持論です(*^-^*)



この続きはまだまだあるので、またの機会に。